キリスト教福音宣教会の献金事情ってどうなってるの?と気になる方もいらっしゃるかと思うので、現役女性会員が暴露します。
献金とは?
はじめに、そもそも「献金」とは何ぞや?というところから確認します。
[名](スル)ある目的に役立ててもらうように、金銭を献上すること。また、その金銭。「仏塔建立のために―する」「政治―」
引用元:goo辞書
〘名〙 金銭を献上すること。また、その金銭。
引用元:コトバンク
読んで字のごとく、金銭を出す、捧げるということですね。
キリスト教としては、聖書に基づいて行われているものです。
そのときパリサイ人たちがきて、どうかしてイエスを言葉のわなにかけようと、相談をした。そして、彼らの弟子を、ヘロデ党の者たちと共に、イエスのもとにつかわして言わせた、「先生、わたしたちはあなたが真実なかたであって、真理に基いて神の道を教え、また、人に分け隔てをしないで、だれをもはばかられないことを知っています。それで、あなたはどう思われますか、答えてください。カイザルに税金を納めてよいでしょうか、いけないでしょうか」。
イエスは彼らの悪意を知って言われた、「偽善者たちよ、なぜわたしをためそうとするのか。税に納める貨幣を見せなさい」。彼らはデナリ一つを持ってきた。そこでイエスは言われた、「これは、だれの肖像、だれの記号か」。彼らは「カイザルのです」と答えた。するとイエスは言われた、「それでは、カイザルのものはカイザルに、神のものは神に返しなさい」。
マタイによる福音書22:15-20
「神様のものは神様に返そうぜ」という有名なお話。
お金も根本的には神様がくださったものです。
なので、神様に感謝の気持ちとして捧げましょうという感じです。
気持ち的には「(所属している)教会に」というよりかは、「神様に」捧げるという感覚です。
献金に対する私の元々のイメージ
私は祖父母と母がクリスチャンで、小さい頃は(子ども一人を家に置いていけないため)よく母に連れられて教会に行きました。
そこで献金文化があることは知っていたのですが、まぁ子どもだったし、礼拝中は基本子ども部屋みたいなところで遊んでいたので、自分とは関係がないものでした。
でも大学生になって「宗教勧誘に気をつけろ」という教育を聞いてからは、とても怖くなりました。
「宗教」=「変なツボを買わされる」とか「大金をその団体に継続的に出さないといけない」というような怖いイメージがついたし、実際に同じサークルの先輩が面白半分で勧誘してきた人について行ったら、本当にツボを売られたという実体験まで聞いてしまい、余計に怖いイメージがありました。
ちなみにその先輩はツボを買わず、無事に帰ってきました。
なのでやはり「献金」に対しても抵抗はありました。
大学在学中にアメリカに留学に行った際に、クリスチャンの友達に誘われて礼拝に行ったことがあるのですが、やはり献金の時間があって「出さなくて怒られたらどうしよう」って怖い思いをしたことがあります。
その時は献金はせず(笑)、周りのみんなが「献金しないのか」という目で見てきましたが、直接的には何も言われなかったです。
そんな経験もあったので、「献金しろということは結局金が欲しいのか」って思っていました。
キリスト教福音宣教会の献金の実態
では、実際の献金事情はどうなっているのでしょうか?
「キリスト教福音宣教会はカルトなのか?4つの観点から考察してみた」という記事でも少し書きましたが、
自由です。
私がびっくりしたのは「嫌なら献金しなくてもいい」というスタンスが許されているところでした。
実際学生とかでお金がなくて、ガチで献金できないという子もたくさんいました。
でも全然怒られないし何も言われません。
むしろ「ちゃんとご飯食べてるか?」と心配されます(笑)。
これはかなり意外だったので、びっくりしました。
個人的に献金のイメージが覆ったきっかけが、「どうして献金をするのか」という理由をちゃんと説明してもらえたことでした。
先ほど引用したマタイによる福音書の聖句を引きながら「元々は神様に感謝のしるしとして、言葉や行ないだけではなく、物質でも感謝を示すものとして献金があるんだよ」という話をしてくださいました。
それで納得したというか、「お金がほしいから献金させる」わけではないんだなということが分かって、安心した記憶があります。
「神様に感謝として捧げる」なら私もやりたいと思って、納得して自分も献金をし始めました。
今思うとすごい変化(笑)。
基本的にはみんな献金していると思いますが、献金する意味と理由を納得したうえでやっていると思います。
つまり、強制ではありません。
これも意外だったのですが、献金する値段も頻度も何もかも
自由です。
お互いいくら捧げているのかも知らないです(笑)。
上京してきてバイトと仕送りで生活している子とかで「今月は本当にお金ないから(献金とか)無理!」という学生もいましたが、指導者に怒られたり何か言われたりしているところは見たことありません。
繰り返しますが、本当に個人個人それぞれ自由です。
「あなたと神様の間でうまくやってね」という感じです。
ツボ等の物の売買はあるのか?
ツボねー。
見たことありませんね(笑)。
ツボに限らずとも「これを買えばあなたは運気が上がって幸せになる」みたいな、何かを強制的に買わされるということはありません。
あ、でも強いて言えば、聖書は買うことを勧められます(;^_^A
でもこれは感覚的には「授業を受けるために必要な教科書を買う」というものに近いです。
しかも普通に「Amazonで買えるよ!」と言われるので、別に聖書を買ったところでキリスト教福音宣教会の利益にならないというw
何ならミッション系の学校にいたら普通に学校の先生たちも「聖書買ってください」って言いますよね(;^_^A
私はラッキーなことに母の聖書が家にあったので、最初はそれを借りていました。
後で自分専用のが欲しくなって結局買いましたが、学校の近くの本屋で買ったので、キリスト教福音宣教会には1円も利益がありませんw
月明洞に行くとキリスト教福音宣教会のグッズが結構売っているので、それは買ったりしますが、まぁ全部良心的な値段です。
むしろ某夢と魔法の王国の方が値段上乗せてんなって思います。
それでも買ってしまうヲタクの悲しい性よ。
あと、鄭明析(チョン・ミョンソク)牧師が執筆した本の日本語版を買うこともありますが、それも強制的に「全会員買え!」というものではありません。
いずれにしても買う・買わないは全部個人個人の自由です。
破産する人はいるのか?
私はキリスト教福音宣教会で信仰をもって10年近く経ちますが、「献金しすぎて破産した」という話は聞いたことないです(;^ω^)
先述した通り、経済的に本当に余裕がなければ献金もスルーできちゃう感じなので、「貯金まで全部使って献金させられたー」という話は聞いたことないし、そういう会員に出会ったこともありません(;^_^A
何よりこの点に関して私が声を大にして言いたいのは、
無理矢理貯金まで全部とられるような団体だったら私の部屋はこんなにベイマックスだらけになっていません!!!(●―●)
見てくださいこの経済的な自由さ!!!
ベイマックスにハマってからまだ2年しか経ってないのに、軽く15万円以上ベイマックスに使ってますよ!!
※これでもまだ一部です。まだまだあります。
むしろ!!
誰か!
「Σお前そんな金あるなら献金しろよ!!(;´Д`)」ってつっこんでくれ!!
でも一昨日発売されたベイマックスグッズまた買っちゃった!
まとめとリンク集
まとめるとこんな感じです。
・献金とは、神様に感謝をささげる一つの手段
・献金するかどうかは個々人の自由
・その他ツボの購入等、強制的に金銭をとられることはない
・破産するほどまでに追いつめられることはない
・むしろ誰か私のベイ買いを止めてくれ
キリスト教福音宣教会の献金事情について、少しイメージが湧いたでしょうか?
参考になれば嬉しいです(^^♪
私の意見だけじゃ信用ならん!という方もいらっしゃるかと思うので、例のごとくリンク集を載せておきます!(^^)!
併せてご参照ください(*^^*)
・「摂理の献金とはー10分の1献金についても」fromCGMナビ
・「わたしが摂理の教会で払っている献金額は平均130円です。」fromCGMナビ
・「祈りの言葉-献金のお祈り」fromCGMナビ
・「摂理の献金って…」from摂理のTOKYO GIRLS ~まいにち摂理日和~
・「摂理とはどんな宗教なのでしょうか?」from摂理研究所
・「教団が正しいか見極める方法」fromばたばた結婚戦記~摂理で結婚~
・「摂理でつぼを売ったことはない」fromばたばた結婚戦記~摂理で結婚~
・「摂理で被害?新興宗教に対して親が恐れる3つのこと」fromばたばた結婚戦記~摂理で結婚~
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