絶賛上映中のディズニー/ピクサー映画『マイエレメント』を見ました。
一言で言うと最高でした。
号泣でした。「ブラビッシーモ!」でした。
※以下、ネタバレ含みますので閲覧ご注意ください。
この映画で何が1番よかったかと言うと、主人公の女の子、エンバーちゃんの姿でした。
エンバーちゃんは火のエレメントの女の子で、お父さんが創業したお店を継ぐことを夢見て、日々頑張っていました。
けど、ひょんなことで出会った水の青年ウェイドをとおして、自分でも気づいていなかった自分の本心と向き合うようになります。
それが何かというと、「本当はお父さんのお店を継ぎたくない」。
まずこの展開に衝撃を受けました。
映画の前半では、ひたすら「お父さんのためにお店を継ぐんだ!私は早くお店を継ぎたい!」という面が強く描かれている(伏線もしっかり描かれています)からです。
「お店を継ぎたくない」という発言が彼女から出てくるとは!という展開が意外で面白かったです。
お父さんもエンバーちゃんがお店を継ぐ日を楽しみにしていて、娘が後を継ぐことをとても期待しているため、エンバーちゃんは自分の本心に気づいてもそれをお父さんに言えませんでした。
それからなんやかんや手に汗握る展開があり、最終的にエンバーちゃんは自分の本心を両親に告げました。
「本当はお店を継ぎたくない。最低の娘でごめんね」と泣きながらお父さんに謝る姿に号泣でした。
結局、お父さんもエンバーちゃんの気持ちを理解して、お店を継がずに彼女が生きたいように生きることを応援してくれて、ハッピーエンドに。
エンバーちゃんが「自分の本心がわからない」と言って悩む姿も、両親の期待に応えようとして自分を押し殺す姿も、共感マックスでした。
私もよく「〜すべきだ」という常識や周りの目を優先して、自分の気持ちや本心を押し殺してしまうことが多いからです。
また、両親の期待や両親が願うことを察して、「期待に応えなきゃ」と自分を鼓舞して自分の気持ちは無視して平気なふりをして振る舞う姿も、自分と重なりました。
エンバーちゃんを見ながら「めっちゃ気持ちわかるー!!!」と何度も心の中で叫び、泣きました。
本心と向き合おうともがく姿、本心を認める勇気、両親の期待を裏切るとしても本心を伝えようとする勇気、自分の選択が正しかったのかわからないけど前に進もうとする姿、すべてに感動して、後半ずっと涙が止まりませんでした。
映画を見終わっても涙が止まらなくて、泣きながらグッズを買うというね。
レジのお姉さんは慣れているようで淡々と会計してくれていて少し面白かったです。
まぁオタクならよくある話ですよね??
キリスト教福音宣教会ではというか、神様は心を見られるから本心がとても大事だと教えてもらってから、私も本心を大切にしようと努力はしてきました。
でも、やはり難しいのです。
20年以上本心を殺して、「自分が何をしたいか」よりも「周りが何を望んでいるか」を優先して生きてきたから、急にはできませんでした。
キリスト教福音宣教会で信仰を持ち始めてから10年以上経ち、だいぶ本心を大切にできるようにはなってきましたが、まだまだ我慢してしまうことも多いです。
最近教会の友達と話す中で、私は神様に対しても無意識のうちに、本心を告げる前に自分の中で「ダメだ!」と言って気持ちを押し殺していることに気づきました。
だからこそ、エンバーちゃんの姿に勇気をもらって、私も愛する人、神様ともっと向き合おうと思い、勇気をもらいました。
実はこの映画の予告を見たときから、「絶対これは見なきゃ」と謎の直感を受け(笑)、公開数日後に早速見に行ったらこのとおりです。
神様からのメッセージをたくさん受けとりました(´;ω;`)
感謝します。
そして、めでたくエンバーちゃんは推しになりました。
1位イエス様、神様
2位ベイマックス
3位エンバー
ハレルヤ!