こんにちは(^o^)/*
いよいよ実写版『ムーラン』が5月22日(金)に公開しますね☆
『アナと雪の女王2』を観る時、予告が流れていました。
その時からずっとアニメ版映画『ムーラン』について書こう書こうと思ってたのに、他に書きたいことがありすぎてすっかり後回しにしていました(^◇^;)
日本では人気で知名度が高いという印象はあまりありませんが…ディズニー初のアジアを舞台にした作品。
その中でこころが個人的に好きな部分を綴ろうと思います٩( ‘ω’ )و
本当の自分に出会う物語
私が映画『ムーラン』の中で1番好きな要素が何かというと、それは<自分の個性通りに生きて英雄になる>というストーリーです。
昔の中国のお家で女性(というか娘)に求められていたのは、家柄の良い家に嫁いで「家の名誉を守ること」でした。
とても分かりやすく言うならば17世紀のフランスで「あらーおたくの娘、王宮に出入りしているあの貴族と結婚したのー?すごいわねー」的な。
ちょっと…いや、だいぶ違うかもしれないけどイメージ的にはそんな感じです。看板とってこいやみたいな。
ムーランも例外ではなく、彼女の初登場シーンはなんと、花嫁の心得を覚えようとしているシーン!
より正確に表現すると、覚えるというか本番でカンペするために自分の腕に心得を書いているシーン。
しかもご飯頬張りながら。ムーランのやんちゃさが表現されていて好きです。笑
制度に詳しくないので正確ではないのですが、娘達が集まって「花嫁試験」みたいなのを受けるみたいで
ムーランも体を綺麗に洗って綺麗に化粧をして特別に綺麗な着物も着て、外見はバッチリ備えて試験会場に向かいます。
しかし、トラブルが様々起き(内一つは決してムーランに非はない)最終的には審査官のおばさんに「あんたなんて良い家に嫁げないわよ!」的なことを言われ、ムーランは意気消沈して家に帰ります。
帰宅するとすぐ待っていたかのように父が笑顔で現れるものの、合わせる顔がなくて馬に隠れて立ち去るムーラン。
直後に歌う『リフレクション』という歌がめちゃ泣けます(;ω;)
※Youtubeで聞けますよん。
愛する家族が求めていること(ここでは良い家に嫁いで家の名誉を守ること)に応えられず、「自分はダメだ。何のために生まれてきたの」と悲しげに歌うのです。
ムーランは自分でも女らしく大人しくしていて、献身的に男性に仕える…良い嫁になる、というのは自分の個性に合っていないことを自覚していて、
自分らしさを隠せず、世間一般が求める「良い娘」になれないことを悩んでいることが歌詞に現れています。
一方で本当の自分の姿が、いつか必ず現れると希望を抱いていました。
その後、足の悪い父の代わりに息子のフリをして軍隊に向かいますが…蓋を開けてびっくり。
国を救う英雄になりましたとさ・:*+.\(( °ω° ))/.:+
最初の方は、男性でもお手上げな厳しい訓練についていけずボロボロ。
「お前などいらない。すぐに出て行け」と追い出されるほどの劣等生でした。
男性に比べたらそりゃ体力・筋力面では間違いなく劣るしね。
構造的にどう頑張っても仕方がない。
でもムーランは、とても知恵深い女性でした。
持ち前の知恵で誰も達成できなかった試練を乗り越え、また努力と鍛錬で立派な兵士へと成長していきます。
最終的には異民族の長、シャン・ユーを知恵深い作戦で倒し、国を救う英雄になりました。
この映画から学べることの一つとして、<自分の個性を生かすことの重要性>というのが挙げられるのかなと思います。
もしムーランが泣く泣く黙ってどこかの家に嫁いでいたら、中国は異民族に勝利することができず、支配されていたかもしれない。
女だからといって徴兵の対象から外されていたものの、国を救うほどの力と才能と知恵がある人間が使われないなんて、国の損でしかない。
ムーラン自身も苦しいし辛いし、夫もきっと幸せではないだろうし、苦しむ娘の姿を見るムーランの家族も辛いし悲しいし、有益はほぼない。
嫁として生きるムーランを、牧師先生の御言葉を借りていうなら、こんな感じでしょう。
<海に行って大きい魚を捕まえるべき人>が「山奥にある渓谷の谷川」に溺れて、メダカばかり捕まえて満足して生きる。
鄭明析牧師の御言葉より抜粋
ムーラン自身、こんな立派な英雄になれるとは夢にも思っていなかったでしょうが、映画の冒頭で求めていた「本当の自分」の姿を、出兵を機に見つけたのでした。
「本当の自分」、表現を変えるなら「個性」。
この「個性」について以前、牧師先生はご自身の経験と共に、このような御言葉を伝えてくださいました。
先生が40年間人々を育ててみたら、変化しても「個性」どおりに変化するのであって、それ以上はできませんでした。 <豆>が「リンゴ」にはなりませんでした。ただ、<豆>を加工したら、「豆腐」にはなり、「麺」にはなりました。 <リンゴ>が「ほかの穀物や果物」になりませんでした。
変化するにしても、「自分の個性どおりにその位置で変化」します。
自分自身について悟って開発して、もっとよく作りなさい!
しかし「違う位置、違う使命」をしようとしないで、<自分の個性の位置>を守って、そこでもっと大きくなり、素晴らしく作ることです。
鄭明析牧師の御言葉より抜粋
ムーランは世間が求める「良い娘」になれなくて悩んでいたけど、結果的には英雄になったことで家の名誉は守られ、ムーランも生きて帰り、家柄関係なく自分の愛する人と結ばれるようになります。
周りの期待や一般的な「こうあるべきだ」に従うのではなくて、自分の個性をわかって貫いて(=自分の個性の位置で)生きるって、大きいんだな~(;^ω^)
自分の個性をみとめたら本来つくべき使命の位置につけたし、そこで更に磨きをかけてちゃんと使命を果たせるようになる…という教訓は、『アナと雪の女王』のエルサにも共通する部分ですね。
ムーランのように、エルサのように、本当の自分を見つけて、個性通りに生きられたらどれほど嬉しいでしょうかね。
まぁ実写版が何を核心として制作されているか分からないので、もしかしたら『アラジン』みたいにアニメ版と全く違う作品に仕上がっているかもしれませんが。
実写版『ムーラン』、見てみたいなー(*^^)v
しかし年齢制限かかってるからアクション激しいのかな…闘い系苦手な私でも見れる範囲だといいなぁ…( ;∀;)
もう一つの見どころ
この映画のもう一つの見どころは何と言っても
パンダが出てくるところです。
パンダ。しかも野生。
ディズニーってパンダほとんど出てこないです。
『ズートピア』と『ムーラン』ぐらいにしか出てこないんじゃないのかと思うほどです。
(よく間違われますが『カンフー・パンダ』はディズニーではありませんw)
これはパンダ好きとしては見逃せない。
ほんの数秒だけど、笹をもぐもぐ食べている姿はめちゃ可愛い。
愛らしい。本当に一瞬しか出てこないけど。
パンダを出してくる時点でこの映画は真実に素晴らしいと思います。
いつ出てくるかはお楽しみに*\(^o^)/*
隠れパンダでも何でもなく普通に突然出てくるのでどう頑張っても見逃さないと思いますw
☆2020年5月22日公開!実写版『ムーラン』公式サイトはこちらから☆