先日、実家に帰省しました(都内から都内の移動なので県はまたいでない)。
酔っぱらった父親と少し対話する時間があって、流れで父親が「自分のこと嫌いだし、良いところなんてない」と呟いたのに対し、私も「私も自己肯定感低いし、自分のこと嫌いだよ」という話をしました。
そしたら父親がぼそっと「それは親として辛いな」って言ったんですよね。
私はその一言を聞いて、涙が止まらなくなりました。
最初はどうして泣いてしまったのか分からなくて、自分でも戸惑っていたのですが、後から考えたら、色々思い浮かぶことがありました。
悲しいのもあったし
ショックでもあったし
「ごめんなさい、ごめんなさい」って気持ちもあった。
「自己肯定感が低い」とか、「自分のこと嫌い」なことって、人には迷惑かけないと思っていました、無意識的に。
けど、そんなことなかった。
Twitterでコメントくださった方々の話聞いて「そうか」と気づいたのですが、自分の子どもが自分のこと嫌いとか言ってたら、確かに親は悲しいですよね。
親になったことがないから、親の気持ちは正直よく分かってないと思うけど、きっと自分の子どもには、楽しく、幸せで、喜んでいてほしいんだろうなって想像します。
一般的な親だったら。
なのに「自己肯定感低い」「自分のこと嫌い」って言われたら、親としてはショックかもしれないですね(;^ω^)
自分のことしか考えてなくて、親の気持ちなんて全く考えていなかった。
そんな自分に自己嫌悪を抱いたし、親に申し訳ない気持ちにもなったし、親を悲しませたことが悲しくて、色んな感情が混ざって、涙として現れたんだと思います。
「お父さん、お母さん、ごめんね。
すごく痛い思いをして私を産んでくれたのに
お父さんはうつ病になるまで働いて養って育ててくれたのに
そんなに大切にしてくれた自分のこと、私が大切にできなくてごめんね」
親に直接言うことはできなかったけど、心の底からそう思いました。
また、私を<産み育てた>親でさえ悲しいなら、辛いなら、私を<創造>した神様の心情はどんなだろうか。
自分が真心こめて、しかも自分の愛の対象として永遠に暮らそうとワクワクしながら創造した人間が、「私なんて…」とか「自分どうしてこんなダメなんだろう…」とか言ってたから、気分悪くでしょうね…。
「自分のことが嫌い」という言葉が、自分だけではなく、他の人を傷つけるということ。
今回、知れたことに感謝します。
少しずつ自己肯定感を育てていって、いつか必ず「自分のこと大好き。生まれるようにしてくださって感謝します!」と心から神様にも親にも言いたい。
その日を夢見て、一歩ずつ前進していきます。