最近、今更ですが大人気の漫画、『僕のヒーローアカデミア』を読みました。
この作品に触れたことで、30年間気付かなかった自分の夢に気付くことができました。
ヒロアカを見ようと思ったきっかけ
そもそもこの作品に触れようと思ったきっかけがあります。
それは、自分の中である推測が浮かんだことです。
どんな推測かというと、
「自分もしかしてヒーローもの好きなんじゃね?」
というものでした。
現在(聖三位を除いて)最推しのベイマックスも、そもそも原題は“Big Hero 6”であり、映画見ていただけると分かるのですが、
思いっきりヒーローものなんですよね。
私はver2.0のベイちゃんより白くて丸いケアロボットの姿の方が好きではあるのですが、とりあえずベイマックスというキャラクターに限らず、作品自体がめちゃくちゃ好きです。
何回見てもマジで飽きない。
1秒も見逃せないと思っているので、マジで途中早送りとかチャプタースキップとか無理。
むしろコマ送りで見たい。
語り始めると止まらないのでこの辺で強制終了します。
要は所謂「ヒーローもの」という要素に反応していたのかなと。
ただ、『ベイマックス』だけを見た時点では、「ヒーローもの好きなんじゃね?」とは夢にも思いませんでした。
けど、『ミスター・インクレディブル』を見た時、「あれ?私ヒーローもの好きなんじゃね?」という仮説が立ったのです。
ディズニー/ピクサー作品で、ヒーロー一家の物語なんですが、めちゃくちゃ面白かったです。
10年以上あまり興味がなくて、まっっっったく見ようともしてなかったのですが、ディズニープラスに加入していたので、せっかくだしなと思って見てみました。
全然期待してなかったのですが、見だしたらもうダメでした。
「ナニコレくっそ面白いじゃん」ってなって、次の日続編も見ました←
ディズニープラスに入っていた期間、今まで見たことなかった作品をいくつか見漁っていたのですが、インクレディブルシリーズがダントツで面白かったです。
それでふと思ったのです。
最推しかつ個人的にはディズニー作品の中で名作No.1の『ベイマックス』もヒーローものだし、新しく見た作品の中ではダントツで面白いと感じたのも『ミスター・インクレディブル』だし、
「私はヒーローものが好きなんじゃないか?」と。
「この仮説が正しければ、ヒロアカも作品的にドツボなのでは?」
と考えたちょうどその日、まさかの姉から「こころヒロアカ好きそう。見ないの?」というLINEが来たのです(笑)。
ということで、仮説を確認する意味も含め、ヒロアカに手を出しました。
ヒロアカに対する正直な感想
いや、
ナニコレめっっっっっっっっっっっちゃ面白いじゃん。
いや何よこれ。
設定も面白いし「個性で戦う」ていうのも最高だし、第1話からドラマチックで話面白すぎでしょ。
絵はあんまり好みではないものの、話が面白すぎたので、全然問題なく読めました。
そして、仮説はやはり正しかったことが証明されましたw
生まれて30年間ずっと自覚がなかったけど、私はヒーローものが好きみたいです。
認識が間違っていると正しく見えない
「どうしてヒーローもの好きだって気付かなかったのかなー」と考えた時、思い出したことがありました。
私、ゴレンジャー?的な、日曜日の朝にやっているような戦隊モノが好きじゃなかったんですよね。
姉は結構好きで見てたし一時期はまってたのですが、私は全く興味がなくて、むしろ見たくないくらいだったため、姉と比較した時「自分はヒーローもの好きじゃないんだな」って思ってたんです。
でも今よく考えたらレンジャー的な戦隊ものって、他のヒーローものとちょっとテイストが違う感じもしますね(;^_^A
あと私は実写自体が全般的に苦手なので、その影響は強いかもしれないです。
「自分はヒーローものは好きじゃないんだ」って認識していたので、自覚できないはずですよね。
認識って怖いなって改めて思いました(~_~;)
出久が教えてくれたもの―「私もヒーローになりたかった」
ヒロアカの話に戻ります。
ヒロアカで1番感動したというか、ヒットしたのは、主人公の緑谷出久(みどりやいずく)の姿でした。
出久は、個性がないけど「ヒーローになりたい」という夢を抱いてる少年です。
生まれつき個性がなくて、みんなに「お前がヒーローになれるわけない」と馬鹿にされても、今できる最大限のことをしながら、夢を諦めずに努力している姿が健気すぎて好き。
そんな出久の台詞で、心に残ったものが2つあります。
どんなに困っている人でも
笑顔で救(たす)けちゃうんだよ…
超かっこいいヒーローさ
僕も なれるかなあ
引用元:堀越 耕平.『僕のヒーローアカデミア1』.集英社.2014, 192p
人を助けるって
めちゃくちゃかっこいいって思うんです
引用元:堀越 耕平.『僕のヒーローアカデミア1』.集英社.2014, 192p
この2つの台詞を読んだ時、私はめちゃくちゃ出久に共感しました。
「歴代推しを振り返ったらあることに気づいた(人間編)」という記事で紹介した通り、私は「命をかけて世界や街を守ろうとする(自分じゃない誰かのために戦う)人」が大好きです。
そういう場面に遭遇したことがないから分からないけど、私はいざという時、自分の命を優先してしまうと思うので、誰かのために命を懸けられる人ってかっこいいなぁという憧れが強いんだと思います。
自分にはできないことをするから。
「自分の命を懸けてでも、他の誰かを救う」
これって、まさに「ヒーロー」そのものですね。
自覚なかったのがびっくりだよもう。
要は私はめちゃくちゃヒーローが大好きだし、ヒーローに強い憧れを抱いているんだと思います。
「私も人を救うヒーローになりたい」
出久を通して、ずっと心の奥底にしまい込んでいた「ヒーローになりたい夢」に気付きました。
夢は叶いつつある
最後にちょこっと良い話をして終わります。
「ヒーローになりたい夢」ですが、現在進行形で叶いつつあります。
というのも、そもそもヒーローってキリストがモデルだし、究極のヒーローはキリストだと思っています。
そんなキリストについて現在進行形で教会で学んでいるし、「キリストであるイエス様に似るように心も行ないも考えも作って行こう!」がすべての説教の核心なので、夢にはどんどん近づいている毎日なんじゃないかと思います。
ハレルヤ!(‘ω’)ノ
心も行ないも考えも、愛に満ち溢れるキリストの姿に似ていくぞ~!
本当の意味で人を救(たす)けられる人になるために頑張ろう~(*^-^*)