久々の「ディズニー×バイブルスタディー」です!
だいぶ間が空いてしまいました…^^;
楽しみにしてくださっていた方々、申し訳ありません( ;;)
やっと書きたい気持ちが復活したので、今回は『リトル・マーメイド』や『ファインディング・ニモ』を中心に「歴史全体を見る重要性」についてお伝えしたいと思います☆彡
聖書について
突然ですが、聖書には「旧約聖書」と「新約聖書」があることをご存じでしょうか?
旧約聖書は天地創造から始まり主に紀元前(BC)の歴史、新約聖書はイエス様がお生まれになってから(AC)の歴史が書かれています。
旧約聖書はキリストに関する預言が多く書かれていて、新約聖書は実際にキリストであるイエス様が来られて伝えた御言葉や再臨についての預言が書かれています。
実際に読んだことがある方は感じたことがあると思うのですが、
正直何が書いてあるのか全然分からない。
内容がとても難しいのです。
それはなぜかというと、理由があります。
聖書は○○されている!?
聖書にも書かれている通り、実は聖書は比喩で封印された書物です。
わたしは口を開いて、たとえを語り、
詩編78:2
いにしえからの、なぞを語ろう。
イエスはこれらのことをすべて、譬で群衆に語られた。譬によらないでは何事も彼らに語られなかった。これは預言者によって言われたことが、成就するためである、「わたしは口を開いて譬を語り、世の初めから隠されていることを語り出そう」。
マタイによる福音書13:34-35
暗号のような内容なので一般の人には難しいというかもはや何を言いたいのか分からない、ということです。
この部分についてより詳しく知りたい方は「聖書の読み方②と『白雪姫』、『ベイマックス』」をご覧ください☆彡
では、誰なら解けるのでしょうか?
それはずばり、著者です。
では聖書の著者は誰でしょうか?
聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれたものであって、人を教え、戒め、正しくし、義に導くのに有益である。
テモテへの第二の手紙3章16節
はい、神様です!
実際に文字を書いたのは人間ですが、聖書にある通りすべて神様からインスピレーション(霊感)をもらって書いてあるので、すべて神様の言葉なのです。
書いた人はただ神様の体になって手を動かしただけですね。
聖書の著者は神様、よって神様だけが封印を解くことができます。
封印したのも神様(著者)だからです。
旧約聖書と新約聖書はどちらが読みやすい?
実際に内容を読んでみるとすぐに分かると思うのですが、新約聖書の方が断然読みやすい!のです。
これはイエス様によって旧約聖書の封印が解かれたからです。
イエス様は旧約聖書の預言を一つ一つ詳しく解いて人々に伝えていました。
だから分かりやすく、理解しやすく、読みやすいのです。
封印が解けるということはすごいことですね!
え?「封印が解けるのは神様だけって言ってなかったか?」
そうです。神様だけが解けますが、イエス様はキリスト、つまり神様の体なので、神様が解いて教えてくださったことをイエス様が神様の口となって伝えてくださったということです。
神様は霊の存在で、肉体を持っている人間には声が聞こえないので、ご自身の体となってくれる1人の人を時代ごとに選びます。
この部分について詳しく知りたい方は「『美女と野獣』から学ぶ!神様が人を選ぶ方法」がおすすめです。
イエス様の時代はイエス様、ダビデの時代はダビデ、モーセの時代はモーセというように、自分の体となって口の役割をして代わりに神様の御言葉を代弁してくれる人を立てました。
だからこそイエス様は旧約聖書の封印を解くことができたのです。
一部だけ読むと誤解が生じる
ここからが本題です。
旧約聖書だけを読むと、神様のことが結構怖く感じられます。
(人間が悪いけど)裁きは多いし、絶望的な状況の中で「時になったらキリストを送るから待ちなさい」という話ばかり出てくるし、読むのがしんどい書物が(個人的には)多いです。
旧約聖書だけを読むと「神様って怖いな」という印象で終わってしまいます。
けど、新約聖書を読むとまたイメージが変わります。
「やはり救いの神様だ!」というイメージで、より優しく近く感じられます。
私はキリスト教福音宣教会でバイブルスタディーを学び始めた時に初めて知ったのですが、実は聖書は完結していません。
新約聖書で終わっているかと思いきや、To be continueで現代にまで続いています。
よくよく考えたらそうですよね。
聖書は神様の歴史です。その神様が今も生きて働かれているなら今も神様の歴史は進行中というのは当たり前のことです。
けど、私は知らずに生きていました(笑)。
今は新約聖書でイエス様が「再び来る」とおっしゃった預言が成される時代として、神様が歴史を進行中なのだと学びました。
それは言い換えると、神様についてまだまだ解けていない封印があって、人間が神様について知るべきことがこれからどんどん明らかになってくるといえると思います。
『リトル・マーメイド』から学ぶ全体を知る重要性
歴史は英語で“History”=”His(God’s) story” だという話は有名かと思います。
ストーリー(物語)は最初から最後まで全部知ってこそ全体像が見え、疑問も解けますよね。
途中で見るのをやめてしまったり、一部だけ見て終わったりしたらよく分からないままになってしまいます。
物語は山ほどありますが、今回は『リトル・マーメイド』シリーズを例にします。
「シリーズ?」と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、実は『リトル・マーメイド』は3までありますw
2は1989年の映画『リトル・マーメイド』(以下「本編」)のその後のお話を描いたもの、3は本編から更に時をさかのぼった過去のお話を描いています。
本編が素晴らしすぎるので本編だけ見れば十分ではあるのですが、2、3を見てこそ本編の味が深まります。
本編だけ見ると「トリトン王って父親としてどうなの?」と思いがち(私はそうでした)ですが、実は彼の言動には深い背景があったのです。
特に3では、アリエルにはどうしてお母さんがいないのか?トリトン王(アリエルの父)はどうして人間を心底嫌っているのか?について描かれています。
3を見てからまた本編を見るとトリトン王に対する見方が変わって、個人的にはジーンとしてしまいます。
あとセバスチャンの好感度も爆上がりします。
めっっっっっっっっっっっっっちゃよいカニですよセバスチャンは。
話が少し逸れましたが、本編、2、3まで全部見ると
「だからこんなに人間のことを嫌ってたんだな」
「だからセバスチャンに対する信頼がこんなに厚いんだな」
「だから海底王国はこんなに音楽が発達しているんだな」
と物語への理解が深まります。
『ファインディング・ニモ』-知らないから誤解する
続いて『ファインディング・ニモ』を例に挙げます。
観客はいきなり壮絶なシーンを見て、父親のマーリンがニモを過剰保護する理由を分かったうえで映画を見ていきます。
けどニモは自分が生まれた時、何が起こったのかを知りません。
そして様子を見る限り、マーリンも年齢的にまだまだ幼いニモにはすべてを話していないのでしょう。
他のマンガや映画、ドラマでも、「実は…」という打ち明け話は対象(子ども)がある程度大きくなってからしていますよね。
精神的にも知能的にもショックを処理できる能力が備わってから伝えるかと思います。
その能力がないのに話したら、ショックを処理できなくて二次被害が出る可能性もあります。
けど、対象(今回の事例でいくとニモ)は背景や事情を知らないから「どうしてそうするの?」と誤解をしてしまいます。
ニモも父親が過剰保護する理由を知らず、誤解します。
妻も他の多くの子どもたちも一度にすべてを失って、たった一匹だけ生き残ったニモが、マーリンにとってどれほど大事な存在なのかを知りません。
時になったら話してくれるかもしれませんが、そうでなければ分かりません。
わたしはこれらのことを比喩で話したが、もはや比喩では話さないで、あからさまに、父のことをあなたがたに話してきかせる時が来るであろう。
ヨハネによる福音書16:25
このように、一部だけを見たら誤解が生じます。
「どうしてそうなの?」「元々こういう人なんだ」と誤って認識して終わってしまいます。
だからこそ全体を見ることがとても重要なのです。
結論
聖書も同じです。
旧約聖書だけ、新約聖書だけを読んで終わったら誤解が生じます。
今生きて働かれる神様についても学び、イエス様の再臨の時はどういう時なのか学んでこそ、過去の出来事についても理解が深まるのだと思います。
「だからあのようになさったのだな」と誤解が解けるはずです。
今この時代に再び来るイエス様を迎えて、新しく伝えられる御言葉を聞くことが大事だし、それによって旧約・新約聖書についても理解が深まるのだと思います。
ディズニー×バイブルスタディー、今回は「一部だけを見たら誤解が生じる+歴史全体を見る重要性」についてお伝えしました。
いかがでしたでしょうか?
また思いついたら書きます(*^^*)
ここまで読んでくださりありがとうございました!