自分に対する自己認識がやばかった件

闘病の経緯

年始のトラブルで家族関係と向き合うようになってから、『親といるとなぜか苦しい 「親という呪い」から自由になる方法』という本を読み進めています。

その中で、自分が自分のことをどう認識しているか気づいたのですが、その認識がやばかったです。

本の内容を簡単に紹介すると、親になりきれない「精神的に未熟な親」に育てられた子どもが抱える悩みや問題について書かれています。

私の両親がまさに「精神的に未熟な親」に当てはまり、「うわーわかるー!あるあるー!」と共感しながら読んでいたら、あるワークがあったのでやってみました。

どんなワークかというと、自分が持っている「ヒーリング・ファンタジー」と「役割としての自己」に気づこうという内容でした。

まず用語の説明を引用します。

精神的に未熟な親が子どもと精神的にかかわれず、じゅうぶんな関心を持ったり愛情を与えたりできないと、子どもは、いつかは自分の欲求が満たされるというヒーリング・ファンタジーを持つことで対処する。
また、特別な家族の役割をみいだし、「役割としての自己」といったものをつくり出していくこともある。役割としての自己は、自分のことしか考えない親から関心を持ってもらおうとつくり出される。

(中略)
やり方はさまざまだが、共通しているのは、いずれ自分の欲求は満たされるだろうと夢想することだ。
子どもは、人生にまつわるいろいろな事柄を見聞きし、それを自分で組み立てながら世の中を理解していく。そして、どうすればもっと心地よくすごせるかを想像し、いつの日か幸せになれるという希望に満ちた物語を生み出す。
そんな物語をわたしは「ヒーリング・ファンタジー」と呼んでいる。

『親といるとなぜか苦しい: 「親という呪い」から自由になる方法』リンジー・C・ギブソン, 東洋経済新報社, 140-141p

簡単にいうと自分の中で現実逃避をすることで悲しみや怒り、不安といった負の感情を処理しているのでしょう(だと解釈しています)。

私も「精神的に未熟な親」に育てられているということは、自分の中に「ヒーリング・ファンタジー」と「役割としての自己」があるはず、ということでワークをやってみました。

簡単に結果を紹介すると以下です。

「ヒーリング・ファンタジー」→「みんなが怒らなくて優しくて穏やかで寛容で争いがなければいいのに」

「役割としての自己」→「目の前の相手が願う理想像を察知して『相手にとってのいい子』になること」

「ヒーリング・ファンタジー」の方はまぁ、もろ

でぃーーーーずにーーーーーー

そのままやんという感じで、想定の範囲内ですよね。

けど「役割としての自己」の結果は衝撃的でした。

ありのままの自分ではだめだと思い込んでいるねこれ?(゜ω゜)

結構衝撃を受けました。

そんなタイミングで出た主日の御言葉が「認識」に関する内容で、これまた衝撃を受けました。

<認識>とは「自分の思考」で、「思想」です。「自分が決定した考え」です。自分が脳に入力してしまったら、入力し直す時まで同じく考えます。完全な考えをするようにしてあげて、自分が認識したことが間違っているということを分からせてあげなければなりません。悟ったら、本人が認識を入力し直すようになります。
認識が間違っている人は完全なもの、最高のものを見せても、「違う」と言って否定します。自分が生きる道はただこの道だけだと教えてあげても、絶対に信じないで、自分の行く道、死の道へ喜んで希望を持って行きます。だから認識を間違って行なったら、いくら努力し労苦しても無駄な労苦であり、苦労ばかりします。

鄭明析(チョン・ミョンソク)牧師の御言葉より抜粋

あーっとぉおぉぉぉぉ(○-○)

御言葉は毎回「アーメン(私もそう思います)」というしかない内容ではあるのですが、このときはもういつにもまして「アァーっァァメン」でした。

ありのままの自分を否定して殺して生きるなんてあまりにも生きづらすぎますよね…。

「生きづらさの原因はこれかー」と認めざるをえませんでした。

何より根本的には「怒られたくない、否定されるのが怖い、ありのままの自分ではだめ」という思いが強いということを自覚しました。

「今は神様に出会い、イエス様が無条件ありのままの自分を愛してくださっているから、もう不安も恐怖も捨てていいのにな…」と我ながらもどかしいです。

私が「いい子でないと愛されない」と間違って認識しているだけで、家族も根本的には「私という命そのもの、ありのままの私」を愛してくれているはずだよな、と御言葉を聞きながら早速認識を正されました。

けど間違った思考が根深く突き刺さっているので、直していきたいです。

ということで、英語と日本語で”Let it go(ありのままで)”を歌う条件を立てようかなと思いました。

今の私に必要な告白が歌詞にすべて込められているので、認識を入力し直す方法としてはいい気がします。

<認識>は「認めること」です。認識したとおりに接し、認識したとおりに認め、行なうようになります。認識によって数十の「出来事」を誤解もするようになり、自分の認識どおりに「人」も見るようになります。人々は「神様、聖霊、御子、イエス様」のことも自分が考えたとおりに認識します。

鄭明析(チョン・ミョンソク)牧師の御言葉より抜粋

入力!し直して!エルサのように本当の自分を解放させたいです。

That perfect girl is gone!

この記事を書いた人
こころ

2015年8月に適応障害の診断を受け、2019年2月から1年1か月休職し退職。今は障がい者雇用枠で働いています⭐︎
自分の心理を分析しながら、心の傷を癒していっています(^^)
キリスト教福音宣教会会員として神様の愛を学びながら、自分と他人を愛せるように頑張っています☆
ディズニー大好きで、特にベイマックスが大好き!(●ー●)
ディズニーのアトラクションは、ベイマックスのハッピーライドが1番好きです!
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