こんにちは(/・ω・)/
自己肯定感を高めようと、このコロナの期間中色んな本を読んでました。
本を読んでいて、衝撃的な文章を発見しました。
それが何かというとこちら。
愛着障害は周囲の人から愛されないことだけでなく、両親にとても過保護にされたり、過剰に干渉された子どもにも見られます。
長沼睦夫『気にしすぎる自分がラクになる本』(青春出版社、2019年)50p
なにっ!?(=゚ω゚)ノ
なんだとぅ!?(=゚ω゚)ノ
更にびっくりな文が続きます。
この場合、起きるのは「自己の肥大」です。両親の愛情が不足した場合と同様に、このような子どもは、親の期待を裏切らないようにみせかけの自分をつくり、本当の自分の気持ちには無頓着で、両親に対して過度に従順な態度をとるようになってしまいます。
長沼睦夫『気にしすぎる自分がラクになる本』(青春出版社、2019年)50p
まさに私ですわ(=゚ω゚)ノ
そもそもどうして私がこの文章に驚いたかといいますと、うちの母親がまさに過保護な人なのですが、
私は過保護な母親は「いい母親」だと思っていたんですよね。
ネグレクトする母親よりかは、過保護な方がいい母親だという観を持っていたのです。
だから時折、母親に対して「過保護すぎないか?」と思うことがあっても、あまり気にせずスルーしていました。
問題視していなかったのです。
だから、まさか自分の人格というか性格形成に大きな影響を及ぼしていたとは夢にも思わず、とてもとても驚きました。
他の本では、以下のように表現されていました。
過干渉で、過保護に育てられた子どもはレジリエンス(回復力)がとても低い子になってしまいます。
いつも親が代わりに考え、最善の答えを出し、ときには行動さえも代わりにやってくれるのですから、子どもは自分の考えや価値観に自信をもてません。
中野日出美『自己肯定感が低い・傷つきやすい・人とうまくやれない それは、”愛着障害”のせいかもしれません。』(大和出版、2019年)48p
こうして、新たな自分と親の関係性に気づいたのでした。
どういうことかというと、私の自信の低さや自分の考えに自信が持てないこと、自分は「できない」と思ってしまったり、過剰に人の期待に応えようとしてしまったり、自分を否定したりしてしまうのは、
幼少期に、母親に過保護に育てられたことにも一因があった…ということでした。
最近体調を崩して実家に帰ったのですが、そのときに母親がものすごく過保護だということに気づかされました。
どのくらいかというとですね~、約30年生きてしかも一人暮らしを4年以上している娘に対して「危ないわよ!」って言って揚げ物作業やらせてくれなかったり、包丁作業もたまにやらせてくれなかったりします。
あと私が何かにつけて作業をもたもたしてできずにいると、さっと作業を横取りして終わらせてしまうのです。
靴を一生懸命自分ではこうとしている子どもにイライラして横取りしてやってしまう親を思いだしました。
心配してくれるのはありがたいが…どうなんでしょう?親ってこんなもんですかね?(;^_^A
そんなこんなの母親の姿を見ながら、「確かにこれは子どもの自尊心下がるわな~」と思うようになりました(;^ω^)
まぁ、過去を知ったところで過去の出来事は変えられないので、気づいたところで「だから何だ」という気持ちですが(;^_^A
教会に通って御言葉を聞いててよかったなと思うことの一つは、こういう時に親を憎まずに済むことです。
多分御言葉を聞いてなかったら、「私がこうなったのは母親のせいだ!」と、母親を憎んでいたと思います。
でも、御言葉を聞いて神様の愛を学んでると、「神様の愛を知らない中でよくここまで育ててくれたなぁ~」と、尊敬の念を抱くしかありません。
御言葉を聞いて、自分が神様の愛にあふれていないと、誰かを愛することは難しいと思ったからです。
特に母親なんて、昼夜泣き叫ぶ赤ちゃんを無条件受け入れて、愛さないといけないじゃないですか。
私はもし御言葉を聞いてなかったら、母親やる自信がありません( ;∀;)
ということで、自分に置き換えて考えると、本当にここまでよく育ててくれた母親には感謝と尊敬の念を抱くしかありません。
この記事を書いたのは、母親に対して恨みが~とか、こんな母親だったのよ酷いでしょうという話ではなくて、
この記事を読んで共感してくださる方に、「もしかしたら私もそうかも?そのために今こんな性格なのかも?」と気づいてほしいからです。
原因分かるだけでも少し気持ちが楽になると思うので(;^ω^)
今の自分がすべきことは、子どもの頃の自分に向かって
「できると信じて、任せてほしかったよね。自分でやりたかったよね。あなたできる子だもんね。
お母さんは、あなたがけがをしないか心配だっただけなんだよ。愛情表現が下手だよね。
だからね、落ち込まなくていいんだよ。自分に自信をもっていいんだよ。
あなたが間違っているわけじゃないよ、さあ、やってみよう」
と声をかけて、励まして、心の傷を癒すこと。
自分を癒すこと、自己肯定感を高めること、一歩ずつ一歩ずつ、ゆっくり取り組んでいきます。