絶賛他人軸で生きているこころです。
最近は「他人軸で生きる」のではなく、「自分軸で生きる」ということに挑戦したいと思っていますが、なかなか難しい。
今日は、この「他人軸で生きる」ということについてまとめてみたいと思います。
「他人軸」とは?
この「他人軸」って何ぞやというと、簡単にいうと「<行動の基準>が<自分>ではなく<他人>にある」ってことです。
より具体例を挙げるなら、
人の顔色めっちゃうかがって、他人の感情に合わせて行動したり、
世間的に「~でなければならない」という観にとわられすぎて「~しなければならない」という考えが強かったり、
他人からどう見られるか気にして、その場に合わせた言動をとるとかです。
結果、自分の思いや本音に蓋をして我慢して、自分の意見を言えなくなってしまうやつです。
言えないどころか、何が自分の本音なのかすら分からなくなってしまう怖いやつです。
HSPさんは、このように他人軸で生きる人が多いらしいです。
なんてたって敏感ですからねw
他人の感情や顔色、その場の空気に。
私もそうですが、言語外の諸々のことをキャッチしてしまって、ついつい合わせてしまうんでしょうね(;^_^A
他人軸で生きたらストレス溜まる
他人軸で生きたらどんなことが起こるのでしょうか。
例えば、
・自分の意見が言えない
・自分の本音が分からなくなる ⇒ ストレスの原因になる
・他人の感情が自分に入ってくる ⇒ 疲労の原因になる
・課題の分離ができない ⇒ 自分が悪くないことも「自分が悪い」と自責してストレスが溜まる
などなど。
「あなたはどうしたいの?」
「あなたはどう思う?」
自分の意見や思いを聞かれるとパニクって答えられなくなります。
「他人軸で生きる」から「自分軸で生きる」へ
他人軸で生きていた人が「自分軸で生きる」ためには、色々な方法があると思いますが、「自分は自分」、「他人は他人」という風に、自分と他人の間に「境界線」を引くのが良いそうです。
他者と自分との間に境界線を引くという行為は、自分と相手は違っていることを尊重することなのです。
長沼睦夫『気にしすぎる自分がラクになる本』(青春出版社、2019年)162p
私は長沼先生の本、分かりやすくて好きで何冊か読んでいるのですが、別の本では「アドラー心理学」の「課題の分離」を挙げながら、具体的にどうすべきか書かれてありました。
例えば以下は、自分がだれかに何か頼まれごとをしたけど、断った場合の話です。
たしかに、頼み事を断れば、相手は腹を立てるかもしれませんし、異議を唱えれば、相手は不愉快になるかもしれません。でも、腹を立てるのも不愉快になるのも相手の問題であって、自分の問題ではありません。そして、あなたのことを嫌うかどうかも、相手の問題であり、あなたの問題ではないのです。…(中略)…
こうして、自己と他者の課題(問題)をきっちりと分離することを常に心がけることで、他者との境界線をしだいに意識できるようになるでしょう。
長沼睦夫『「敏感すぎる自分」を好きになれる本』(青春出版社、2020年)141p
アドラー心理学は「嫌われる勇気」で有名ですね。
私も読んだのですが、理論的には理解できても、実際に課題の分離をするのはなかなか難しくて苦戦しています(;^_^A
あと、これは私の意見なのですが、「自分の本音に素直になる」のもとても大事なんじゃないかと思っています。
まず「自分の本音の声」に耳を傾ける。
そしてその声の通りに、素直に「やりたい」と思ったことはやる。
「やりたくない」と思ったことは、まず否定しないで受け入れて、「あぁいやなんだね。やりたくないんだね」と言ってあげる。でも本当にやらないかは考える。
例えば、本音は「会社に行きたくない」。その思いは絶対に否定しないで、「行きたくないんだね」と言ってあげる。
でも事実、会社には行かないといけないから、それは別の問題として考える。
感情と事実を分離して考える、ということです。
こんな感じで、今まで殺してきた「本音の声」に耳を傾けてあげることから始めて、自分の意見や本音を自分が徐々に肯定してあげていくことが大事なんじゃないかと思って、実践中です。
最後に
今回は、「他人軸で生きる」ことについてまとめてみました。
最近、「自分軸で生きられるようになりたい」という思いで、色んな本を買って読んだり、お祈りして感動があったことを実践したりしていたので、自分の中で整理する意味も含めて書いてみました(;^_^A
もう少し「自分軸」で生きられるように、日々努力します☆