がんばりすぎる私の癖は嵐でも止まらない

闘病の経緯

今年の4月、ある友達と一緒にディズニーランドに行きました。

そのときのディズニーがあまりにも悟り深かったので、記録兼ねて記事にします。

一緒に行った友達と私は自他共に認めるほど内面が似ていて、「脳の構造が同じなのかな?」と思うほど思考回路も性格も似ています。

精神病仲間でもあります(2人とも精神障害者手帳持ち)。

2人ともいつもがんばりすぎてしまうし、ディズニーに行くとなったらいかに効率よく回れたかが勝負で、休憩なしにあれこれ詰め込みすぎてしまう遊び方をする人たちです。

それで疲れ果てて倒れてしまうところまでがお約束のパターンなので、前日に「詰め込みすぎてガンガン行かないように気を付けようね」という話をしていました。

当日は雨に加え風も強く

もはや嵐。

天気が雨、という時点でディズニーに行くこと自体をやめる方もたくさんいるかと思いますが、私たちはストイックなので雨くらいでは止まりません。

強風でも止まりません。

雨風の中、「次これいこうか」「その前にあそこ寄ろうか」と少しずつ欲張って回ろうとしたら、どんどん雨風が強くなりました。

歩いていたら風に煽られて立っていられないくらいでした。

傘は意味をなさず、全身びしょぬれです。

それでも私たちは止まりません。

ガンガン行こうとしていたら、嵐がますますひどくなりました。

さすがに心が折れた私たち2人は、がんばってレストランまで歩いて逃げ込み、次(当選したショー)の予定までそこで休むことにしました。

文章だとうまく伝えられないのですが、普段いかに自分たちがストイックで、限界を超えて「あと少しできる」「もう少しだけやろう」「まだいける」と自分の心身に鞭を打ってがんばりすぎて生きているのか、雨の冷たさと共に身に染みたのです。

とはいえ私たちの中では、節制しながら楽しんでいるつもりでした。

かなりブレーキを踏んで、疲れないように遊んでいるつもりでした。

しかし、神様の目から見たらがんばりすぎていたようで、万物を通して強制的に休憩させられました。

レストランで暖かいお茶とおやつを食べたらやることがなくて、しかも嵐でかなり体力も心も削られたので、30分ほど仮眠しました。

いつもだったら「時間がもったいない!今アトラクション空いてるからガンガン乗ろう!」となっていたのですが、さすがに2人とも心が折れてそんな気力はありませんでした。

レストランで仮眠するという発想すらなかったのですが、嵐の中を歩いただけで疲れ切ってしまったので、寝るしかありませんでした。

物理的な神様のブレーキにやられました。

最初からおとなしくレストランでおしゃべりしたり休んでいたりしていればよかったのです。

「私たちは普段、ここまでしないと止められないほどいろいろやりすぎている(がんばりすぎる)んだね」と2人で文字通り身に染みて悟りました。

いつもがんばっているつもりも無理をしているつもりもないのです。

「自分は周りの人よりできていないから、みんなに追いつくためにもっとやらなきゃ」と思いながら突き進んでいるのです。

「ここまでやってやっと認めてもらえるし、『他の人の基準』に追いつける」という考えでやっているのです。

けど、寝ている間に今までの天気が嘘だったかのようにピタッと雨が止んだ空を見て、愕然としました。

「……私たちは『寝ているだけでいい』くらいの感覚がちょうどよさそうだね…」

風で吹き飛ばされるからカチューシャをつけている人がいない。

雨風が強すぎて外を歩いている人がいない。

そもそも入園している人が少ない。

そんな中でがんばって体力を削って移動してアトラクションに乗ろうとしていた自分たちが間違っていた、ということにやっと気づきました。

雨上がりの空を見て、2人で悟って悔い改めました。

悔い改めたらその後の御働きがえぐかったです。

当選したショーで私が大好きなキャラクターからえぐい神ファンサをもらい泣き崩れ(友達ももらい泣き)、

絶対やらないだろうと思っていた期間限定のパレードも夜のパレードも実施、

更に直前に行ったのに超絶よい席を確保して見れたし、

コロナ禍のときのディズニーのような周りに人がいないとてもよい写真が撮れたし、

キャストさんとたくさんお話できたしプチツアーもしてくださったし、

友達が大好きなアラジンからもえぐいファンサをいただき、

ユージーンがなぜか私が大好きな「誘惑者の顔」をしてくれて、私が爆笑していたら通り過ぎた後もう一回こちらを振り返って指差ししてくれたり、

大好きなエルサとアナからダブルファンサをもらったり、

とにかくいろいろえぐかったです。

絶対に乗りたかった美女と野獣やベイマックスのアトラクションも乗れたし、やったことは少ないけれど、一つ一つが濃ゆかったので大満足でした。

何の未練も後悔もなく、昼間までの嵐のダメージも(体は疲れていたけど精神的には)全くありませんでした。

結論、

楽しすぎた!!!

あれこれがんばらなくても、本当に自分にとっての核心だけをやればいいんだ、と(性格が似ているのでw)2人とも身に染みて実感し、「やりすぎないで核心だけやろう!」と決心する時間になりました。

「根がまじめだから放っておいてもとめられてもやるし、深堀する性格でもあるから、他の人よりも一つを濃ゆく深く楽しめるのかもしれないね。みんながやっているからといってあれこれ手を広げなくていいのかも」という話もして、本当に学ぶことが多く悟り深いディズニーでした。

神様に心から感謝します。

身に染みた嵐の経験を忘れず、やりすぎない生き方に挑戦していこうと思います。

まずはブレーキの踏み方から学びたいです。

挑戦します!

この記事を書いた人
こころ

2015年8月に適応障害の診断を受け、2019年2月から1年1か月休職し退職。今は障がい者雇用枠で働いています⭐︎
自分の心理を分析しながら、心の傷を癒していっています(^^)
キリスト教福音宣教会会員として神様の愛を学びながら、自分と他人を愛せるように頑張っています☆
ディズニー大好きで、特にベイマックスが大好き!(●ー●)
ディズニーのアトラクションは、ベイマックスのハッピーライドが1番好きです!
(詳細については↑の「”こころ”」をクリック☆)

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