最近、闘病系の記事を全然書けていなかったので、久しぶりに書こうと思います。
なにかの記事でも同じようなことをいった気がしますが、今回の内容も「書こう」と思いつつ腰が重くて書けなかったお話です。
どのような内容かというと、「安全基地」についてです。
「安全基地」とは?
(前略)親と子どもとの間に確固とした心の絆が育まれていれば、子どもは安心して親のそばを離れ、探索活動をすることができます。
それは、はじめて見る事物の確認作業かもしれませんし、興味をもったことへの挑戦かもしれません。
その経験の中で、子どもが傷ついたり、疲れたり、不安に感じた場合は、再び親のもとへと戻り、傷ついた羽根を休め、エネルギーを充電します。
そして、十分に癒やされた子どもは、再び外の世界への挑戦を続けます。
つまり、親は子どもにとっての「避難場所」であり、「安全基地」であるわけです。
しかし、子ども時代にこのような安全基地をもてなかった人、もしくは親の存在自体が「危険地帯」であった場合は、外を恐れ、新しいことに挑戦するのが困難になることでしょう。
あるいは、新しいことや外の世界で傷ついても、なかなかその傷を癒やせず、ますます挑戦できなくなってしまうかもしれません。
そうなると、自己肯定感はいっそう低くなり、人間関係もギクシャクしたものになるという不幸なループができてしまいます。
中野日出美『自己肯定感が低い・傷つきやすい・人とうまくやれない それは、”愛着障害”のせいかもしれません。』(大和出版、2019年)152-153p
「安全基地」がなかった人生
昨年出版した『うつ病でも、希望をもって生きていく』にも書きましたが、私は今まで家でも学校でも会社でも、「安心して過ごせる場所」というものがありませんでした。
家では家族との衝突、学校で妬み嫉妬やいじめがあり、会社では上司や他のチームメンバーとうまくいかなくて、安心できない環境でした。
友達はいましたが、仲間外れなどさまざまなことを経験し、超絶人間不信だった私は相手に対して心を開ききれなかったため「安全基地」にはなりませんでした。
今の会社の上司は本当によい人で気も合うし、いい関係を築けていると思うのですが、やはり出社時に他部署の怖い人が怒鳴っていたりきついことを言っていたりするともうビクビクしまくりで、疲弊しきってしまいます。
そのため、上司がよい人なので今までの会社に比べればパラダイスですが、会社はもう…言わずもがななところはあります(^^;
過去私の「安全基地」だったものを強いて挙げるとしたら「ミッキーマウス(ディズニーランド)」だったかもしれませんが、ミッキーも生き物なので…体調が悪いときやテンションが低いときもあるではないですか(大人は察してください)。
今考えるとミッキーも変動的で安定しないので、自分の中では「安全基地」になりきれなかったのかなと思っています。
ディズニーランドも屋外ですからね。台風中のディズニーは怖いですよ(経験者は語る)。
そのような感じで、どこででもビクビクしながら安心感を抱けずに生きていた私でしたが、キリスト教福音宣教会に出会ってからは一変しました。
キリスト教福音宣教会で見つけた私の「安全基地」
大学3年生のときにキリスト教福音宣教会の会員に出会い聖書を学ぶ中で、私は人生で初めて安心できる居場所を見つけることができました。
それがどこだったかというと、神様でした。
聖書を通して神様の愛に触れて、初めて「この方なら安心して愛せる」と思えたのです。
神様は変わらないですからね。
どれほど自分の調子が悪くて落ち込んでいても、神様が自分を愛する愛は不変なので安心して戻れるといいますか、絶対的な安定感が半端なかったのです。
「やっと委ねられる!」という感じでした。
神様という存在が私の「安全基地」になりました。
「安全基地」ができて変わった人生
信仰を持ち始めてしばらくは実家から教会に通っていましたが、「安全基地」ができてからは気持ちが全く異なりました。
何か嫌なことがあっても、どん底に落ちても、神様という光があるから、道を外れずに生きてこれたと思っています。
また、今は一人暮らしをしているので、物理的に安心できる場所もできました。感謝。
まぁ実家が近いのでわりと頻繁に帰っていますが、気持ち的にはだいぶ楽です。
推し天国ですし。一人暮らし最高です。
最後に
まだまだ病気の症状が出るし、薬がないと正常な生活はできないし、精神的に落ち込むとネガティブな発言や考えもしますが、神様という絶対的な存在、「安全基地」があるのとないのとでは天と地の差です。なので感謝です。
これからも、病気の原因になっているトラウマや認知の歪みを一つ一つ神様と一緒に解いていって、もっと安心して人生を楽しめる自分になりたいなと思います。
神様に出会えたことに感謝します。
神様について、聖書について、正しく詳しく教えてくださったイエス様と鄭明析(チョン・ミョンソク)牧師にも感謝します!