ディズニーのキャラクターやキャストさんたちを通して愛を感じていたことに気付いた【前編】

闘病の経緯

かれこれ20年以上ディズニーオタク(以下「Dオタ」)をしている私には持病のようなものがあります。

名づけて、「パークに行きたい病」です。

私だけではなくほとんどのDオタが同じ病にかかっていると信じています。

依存症の一種なのかどうかもはや分からないですが、とにかくこれはもう病気だと思っています。

今年の1月末に東京ディズニーランドに行きましたが、その後3ヶ月近く行っていませんでした。

そうしたらイライラも疲労感もいつまで経ってもとれなくてもうメンタルが限界を迎えて発狂寸前でした。

なので4月末に急遽パークに行きました。

正確に言うと、3月末に一度東京ディズニーシーに行ってはいました。

「3月に行ったばかりなのにどうしてここまでパークに行きたくなってしまうのだろう」とイライラする自分にまた腹が立ちながら神様を呼んで聞いてみました。

「神様、私3月にパークに行ったばかりなのにどうしてもパークに行きたくてイライラがおさまりません。心に余裕がなくて人にも優しくできないのでそろそろ誰かを傷つけそうで怖いです。どうして私はこれほどまでにパークに行きたいのでしょうか?」

すると答えとなる考えがパッと脳に浮かびました。

キャラクターに会ってないからだ…(;゚Д゚)

パークではキャラクターに会うことをグリーティング(”Greeting”:直訳すると「あいさつ」)といいます(以下「グリ」)。

よく驚かれるのですが、私がパークに行く目的の9割がこのグリです。

「アトラクションには一つも乗らないで帰ることが多い」というと驚かれますが、私にとっては普通のことです。

ミッキーの家とミート・ミッキーミニーのスタイルスタジオをはじめとした各種グリーティング施設もありますし、時間も場所も非公開でキャラクターが突然ごあいさつに来てくれるスタイルのグリもあります(後者は「フリグリ(=Free Greeting)」と呼ばれています)。

私はパークに行くと朝から晩までパレード・ショーとグリのはしごをしていて、それだけで1日があっという間に終わります。

なのでアトラクションに乗っている時間がありません。

そのくらいグリが大好きなのです。

逆にいうと、グリができないと「ディズニーキタァァァァァァァァ(゜∀゜)」というスイッチが入らなくて、満足度が著しく下がってしまうようです。

「ようです」といったのは、先述した3月末のシーに行ったことがきっかけで自覚したからです。

Dオタではない友達と行くと大体グリには行かないので、今までは自主的にその後1人で行って思いっきりグリしまくっていました。

無意識のうちに?本能的に?やっていたので、多分うすうすは気づいていたものの、はっきりとは自覚していなかったようです。

しかし、ちょうど2~3月は映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』に行き過ぎてお金がなかったので、パークに行くことを我慢しまくっていました。

1回だけ行く予定だったのに…9回も行くなんて…自分でも驚きました…。

もっと言えば年末年始でカリフォルニア・ディズニーランド・リゾートに行ったため、本当にお金を娯楽に使いすぎていた時でした。

「3月に行けるから」と2月と3月前半は我慢して我慢して我慢して、3月末にやっと行けてこれでしばらくは大丈夫だ…と安心したのですが甘かったです。

もちろん3月末のシーはとても楽しかったです。

大好きなアナ雪のアトラクションにも乗れて、神様の御働きもたくさん感じられて、本当に楽しかったです。

レストランで食事をしていたら、グリに向かうキャラクターがレストランの通路を通って行ったので、会えたしハイタッチもしてくれたり、遠くでグリをしているキャラクターに手を振ったら気づいて振り返してくれたりと、神様が最大限キャラクターにも会わせてくださいました。

なので不満があったわけではないですし、むしろそういうキャラクターとの交流があったから自分は満足したと思っていたのです。

「パークに行きた…いやいやあの時モンキーとハイタッチしたやん!!」とパークに行きたい病と戦う武器になったレベルでうれしかったのです。

けど、どうしてもキャラクターとお喋りしたい、交流したい!という欲望がおさえられませんでした。

つらすぎて「どうしてパークに行くだけではだめなのだろう?グリでないとだめな理由は何だろう?」とお祈りしながら考えました。

前置きがかなり長くなりましたが、今回のタイトルの内容に入ります。

私は、ディズニーのキャラクターやキャストさんたちを通して、愛を感じて自分の心を満たしていたということに気づきました。

グリをすると高確率でキャラクターはハグをしてくれます(もちろん毎回必ずではありません)。

少なくとも握手はしてくれるし、何かしらふれあいはあります。

ハグをするとストレスが減る説のとおり、一瞬だとしてもハグをされると安心しますしストレスが発散されます。

ハグがなくても、やはりあのもちもちのおてて(Dオタにはパオと呼ばれています)がぬいぐるみみたいできもちいいし安心しますし、かまってくれるだけでとても愛を感じますよね。

そうやって「受けいれいてもらえた」「自分はここにいていいんだ」という安心感を持たせてもらっていたし、無条件の愛を実感していたのだと思います。

私の中ではパークに行く(=グリする)ことが、比喩とかではなくガチで文字通り「心の安定」に直結していたようです。

キャラクターたちだけではなく、キャストさんとのお喋りやダンサーさんからのファンサでも同じように安心感や無条件の愛を感じていたのだと思います。

そうやって精神的な安定を保っていたようです。

だからこそグリやパレード・ショーを近くで体験しないとだめみたいです。

結構な死活問題でした。

「もっと早く気づけよ!!」と自分ツッコミもしましたし、疑問が解けてすっきりもしましたが、同時にこのままでいいのか?と問題視する気持ちも生じました。

長くなってしまったので、今回はここまでにして次回は「このままでいいのか問題」について、続きを書きます。

また来週お会いしましょう~☆彡

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